電力の「見える化」で省エネルギーに貢献
「HD-PLC」が掲げる「グリーンユビキタス」を具体化するソリューションとして展示しているものの一つが、電力の「見える化」だ。電力を測定したい機器に電力メーターと「HD-PLC」アダプターをつなぎ、使用した電力量の情報をHD-PLCのネットワーク経由でパソコンに集約して表示する。電力メーターをパソコンにケーブルで直結すると1台の機器しか電力量を表示できないが、PLCを使うことで複数の機器を、しかもケーブルが届かないところにある機器の電力量を表示できるのがポイントだ。
検証ハウスでは、キッチンにある電子レンジやエアコンに、それぞれ電力メーターと「HD-PLC」アダプターをつなぎ、リビングにあるパソコンに使用電力量をリアルタイムに表示する様子を見ることができる。現在技術サンプルとして電力メーター一体型「HD-PLC」アダプターも展示しており、一体型での使い勝手を試すことも可能だ。
● キッチンの電子レンジの使用電力を、電力メーターと「HD-PLC」アダプターでリビングのパソコンにリアルタイムで表示
屋内からLED街灯の明るさをコントロール
もう一つのグリーンユビキタス関連の展示は、街灯の明るさを屋内からコントロールするシステム。台湾Topco Technologiesが開発したLED(発光ダイオード)の街灯で、HD-PLCのモジュールを内蔵しIPアドレスが割り振られているため、屋内のパソコンからHD-PLCのネットワーク経由で操作できる。
単純なオンオフだけでなく、明るさを細かく調整できるのがLED照明の特徴の一つで、検証ハウスで展示しているLED街灯は、パソコンから明るさを10段階で調整できる。常夜灯で使うような場合は明るさを抑えて電力を節約することはもちろん、支柱部分にカメラも搭載しているため不審者を発見した場合は急に明るくするといった使い方も可能だ。
● 屋外のLED街灯の明るさを、屋内のパソコンから「HD-PLC」のネットワーク経由で調整できる
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